朝は6時前から散歩しました。そのときのホテルの写真です。
外観もりっぱなホテルです。このあたりはホテル多いのでこのような建物が建ち並んでいます。ベネチアに比べると「都会に来たなあ」という感じです。
ローマにはトラムが走っています。
しかし滞在中一度も乗る機会はありませんでした。
ホテルから近かったのでサンタ・マリア・マッジョーレ教会に行きました。
まだ開いてはいません。想像より大きくて立派な教会でした。早朝にもかかわらず銃を持った軍人が数人いました。
このあたりは古い建物が多いですが中には現代的な建物も建っています。
朝食は7時から。ホテルルチッラパレスの朝食は充実しています。ベネチアのホテルプリンチペも十分満足でしたがさらに品数が多いです。
パンは甘いものが主ですがケーキも何種類もありハム、チーズはもちろん野菜もレタスや人参、フルーツもスイカもありました。
ジュースやコーヒー類も何種類もあります。
一日では全種類は食べきれません。何日か滞在する人でも飽きないでしょう。
朝食はホテルを選定する重要な要素で口コミを見て決めましたが期待以上の満足感がありました。
さてローマ一日目はコロッセオに向かいます。
8時半オープンなので比較的空いているオープン時間に着くように計画しました。
チケットは日本で予約済みです。
ホテルから徒歩でも20〜30分で行けそうですが家族の希望で地下鉄にしました。ホテルから地下鉄テルミニ駅までは徒歩5分以内ですぐです。
チケットは地下に降りると改札前にたくさんある自販機で買います。
一日券は7ユーロで1回券(100分有効)が1.5ユーロ。5回は乗らない計画なので1回券を購入。
画面の案内に沿って画面両側に銀色のボタンを押していけば簡単に買えます。
コロッセオはテルミニ駅からはB線に乗って2駅目、近いです。
8時10分のテルミニ駅ホームです。
さすがに混んでますね。ローマの地下鉄はスリに注意との情報をたくさんネットで見てますのでしっかり鞄を抱えて回りに注意を払い「警戒してますオーラ」全開です。結局滞在中一度もスリを見ませんでした。
数分でコロッセオ駅に到着。
駅を出ると目の前にコロッセオが出現します。
さすがに巨大で壮観です。大きすぎて写真に収まりません。
横にあるコンスタンティヌス 凱旋門もりっぱです。
1700年前に建てられたとか、さすがローマ。パリの凱旋門に似てるなあと思ったらこちらを参考にしているみたいです。
入り口はすぐですし人の流れに付いていけば自然に着きます。すでに数十人並んでいました。
2列ありましたが予約の紙を持っている人が並んでいたので聞いてみたらこちらの列でよさそうなのでそこに並びました。
結果まず手荷物検査があってその後中で一緒になるのでどちらに並んでもOKでした。
ペットボトルはダメとかリュックサックはダメとかネットで見てましたがどちらも全然OKでした。たまたまだったのかこのあたりは不明です。
手荷物検査の後はチケット所持者と当日券に別れます。
予約者コースへ進みます。しばらく進んでチケットのチェックがあります。
改札にバーコードをかざします。
が、反応しません。
係員が紙をみて「2時以降に来い」
一瞬何が起こったのか理解できず。
紙を見ると確かに「after 2PM」と書いてあります。今まで全く気が付きませんでした。
コロッセオチケット購入サイト
COLOSSEUM TICKETS OFFICEOFFICIAL WEBSITE
帰国してサイトを確認しましたが、私は「open ticket」を購入したようで注意書きに「2018年6月1日以降のチケットは午後2時の入場」とちゃんと書いてありますね。
購入時参考にしたサイトではそのような記載はなかったので2018年6月1日以前はこの時間の制限はなかったのかもしれません。
しっかり確認しなかったのがいけなかった。
ちなみに購入サイトの「open ticket」の下にある「ticket with scheduled entrance time for individuals and for groups」で時間指定して個人でも購入できそうなのでもし行かれる方はトライしてみてください。
2時以降に来いって言われても12時にバチカン美術館を予約してるのでそれは無理。
なので新規に当日券を購入することにしました。予約したチケット代42ユーロは無駄になりましたがしかたありません。
まず階段で一番上まで登ります。
上から見たコロッセオ内部。
約2000年前に建てられたものがこうして残っていることに感動します。
さすがに一部崩れかけてはいますが。
地下鉄でバチカン美術館に向かいます。
バチカン美術館の最寄り駅は地下鉄A線のオッタビアーノ駅。
駅からバチカン美術館まではたぶん徒歩10分ぐらいでしょうが時間があったのでぶらぶらと買い物タイム。お昼は近くのマックにしました。
予約時間の10分前ぐらいに美術館到着。
予想通りすごい列です。ネットの情報で2列あるうち右側が予約者の列らしいのでそちらに並びます。
ただ結構な人数が並んでいたので本当にここでいいのか不安でしたが列はどんどん進みます。一方左側はほとんど進みません。
止まっていることもなくすぐに建物に入れました。なのでバチカン美術館は予約必須だと思います。
すぐに手荷物検査があります。そして進むとホールがありトイレがありますのでまずトイレに行きます。
イタリアはトイレが少ないと聞いていましたが美術館やレストランなどこまめに行くことで有料トイレを使ったりトイレに困ったりすることはありませんでした。
サイトから黄色で囲った部分をクリックして進み
「見学する月」と「人数」を入力して進み画面の指示に従って最後はクレジットカード決済で予約できます。
17ユーロ+手数料4ユーロで合計21ユーロ。
何度も言いますが4ユーロ払っても予約必須です。
登録したメリットに予約確認書が添付されてきますのでそれをプリントアウトして当日持参します。
ただしこの紙では入場できません。
このカウンターでチケットに交換します。
このチケットでやっと入場することになります。
印象に残った作品を。
シモネッティ設計の「八角形の中庭」
地図のギャラリー
ラファエロの間
休憩できるカフェもあります。
有名な観光地にしてはリーズナブルですね。
そしてシスティーナ礼拝堂。
こちらだけは写真撮影禁止なので写真はありません。部屋に入る前から人の列ができていて入ると大きな空間にすごい数に人でした。
そしてその天井画と正面の壁画がすごいのですが天井画はミケランジェロ30代、壁画最後の審判はミケランジェロ60代の作品だそうです。圧倒されてみんな見入っていました。
さてサン・ピエトロ大聖堂やそのクーポラは予約できません。
そしてとにかく混んでいて比較的空いているとすれば朝一番(7時)に来るしかありませんが今回の旅程や家族のことを考慮するとそれもできません。
なのでネットにもあった「システィーナ礼拝堂から直接入る」ことができれば入る、もしダメならあきらめると決めていました。
結果は入れました。
簡単な絵を書きます。
見学を終えた一般客は左側出口へ向かっていきます。
一方団体客は奥の方で固まって待機していました。いろんな団体がありどれがどの団体かはわからない状態で人が溢れかえっています。
その人混みの中で待機していると団体が一斉に出口に向かいました。その流れに乗って出口から出ました。特にチェックもありません。
しばらくすると写真の場所に出てきます。
下に見える場所はサン・ピエトロ大聖堂の内部です。そこからクーポラの列に合流できます。
今回家族の意見(疲れたから登れない)を尊重してクーポラには登らず大聖堂の内部のみ見学しました。
人の流れに乗っていくと大聖堂の内部に入れます。
セキュリティチェック後の空間ですのでセキュリティチェックもありません。入場は無料なのでチケットも必要ありません。
今回はシスティーナ礼拝堂内がすごい人で(しかし6月の平日です。7,8月の土日はもっとすごいのでしょうか)人混みに紛れて団体出口から出れましたが、いつもこうなのかは不明です。
なので絶対クーポラに登りたい方は通常のルートで入ったほうがいいかもしれません。
あとオーディオガイドを借りるのにパスポートを預ける必要もありませんし団体出口から出ても返却場所はあります。
サン・ピエトロ大聖堂の内部もサンマルコ寺院に負けず劣らず素敵です。
サンマルコ寺院はとにかく金色で豪華という感じですがサン・ピエトロ大聖堂はより重厚な感じですかね。
そして外観です。
普通は先にこの姿を見るのでしょうが最後に見れました。
夜のオペラ観劇に備えて一旦ホテルに戻ります。
サン・ピエトロ大聖堂からオッタビアーノ駅へ戻るのは相当距離があるのであらかじめ調べていた64番のバスでテルミニ駅に行くことにしました。
しかしバスチケットがないことに気がつく。地下鉄の駅で帰りの分まで買っておけばよかったものを。そこまで気が回りませんでした。
しかしバス停側の並びにチケットを売っているお店があってラッキーでした。
しかしローマのバスは決して乗り心地のいいものではありません。運転もかなり荒いですしスピード出すし、石畳で下からの振動もかなりで。短い区間なら結構便利ですしいいかもしれません。
夜は8時開演のオペラ座でのオペラ観劇を予約していました。
ホテルからは2,3分。想像していたよりもずっと近かった。なので鉄道を利用する、オペラ座で観劇するという人には立地的にホテルルチッラパレスは超おすすめですよ。ローマ三越にも近いですしね。
オペラ座をちらっと見ながら口コミで決めていたレストランZeus Restaurantでディナーです。
オペラ座から2,3分、ローマ三越のすぐ横です。
カルボナーラ、カツレツ、海鮮のリゾットを注文しましたがどれもすごく美味してくいただけました。特にリゾットは絶品で、また明日食べることになります(笑)
今回のオペラの演目はラ・ボエーム(La Bohème)
席はせっかくなので1階で見たい、でも中央の席は前に座高の高い方が座ると見えないと思いサイドの通路側にしました。日本で予約していきました。
結果とてもよく見えてよい席だったと思います。
観客は地元のセレブが多いですかね、男性より女性が着飾っているように感じました。オペラのことは詳しくはありませんが、あらすじは予習していたので十分に観劇に集中することができました。そしてみなさんさすがに歌が上手ですね。