ホテルプリンチペ
今回お世話になったホテルプリンチペ。
駅から3分。スーツケースを引いて歩いても全く苦になりません。鉄道でサンタルチア駅からの移動を考えている人には最高の立地です。周りにお店もたくさんありヴァポレット乗り場も2分。
エレベーターも2基ありますし3人乗っても十分な広さです。ただネットの情報にもありましたが廊下の途中に階段が何段かあります。まあ初めから知っていれば何てことありません。
部屋は3人で利用しましたがキングサイズのベッドとソファーベッド。ソファーベッドですが大人が寝ても全然大丈夫なサイズです。スーツケースを3つ広げるスペースも十分あります。
バスタブ付きでした。水圧も十分です。ただネットの評価にもあったとおりシャワー室と洗面所の仕切りのガラスが折れ戸になっているのですが締めた状態で下に隙間があるのでシャワーの水が洗面所に床に漏れます。構造上どうしようもありません。
タオルの大中小、シャンプー、石鹸など一通り揃っています。
朝食は一階です。7時から10時?だったと思います。80席ぐらいですが7時に行ったときは数組で7時半すぎには結構いっぱいでした。
運河に面しているので気持ちいいです。テラス席もありましたが8時半からということで残念でした。
メニューはパン類が豊富でフランスパンから甘いケーキまでいっぱいあります。ハム、チーズ、卵、あとトマトがありました。飲み物もジュース各種、コーヒーもいろいろあり、大満足な朝食でした。
建物そのものはやや古いですが綺麗なインテリアになっていますし食事も十分、駅に近い立地など十分におすすめできるホテルです。
サンタルチア駅
さて昨日夜遅かったにもかかわらず5時半に目が覚めて散歩にいきました。
天気予報は雷雨でしたが晴れてました。
今回の旅行期間中の天気予報はほとんど雨、雷雨でしたが結果的にほとんど雨は降らず晴天続き。
どうやら娘が晴れ女のようです。朝のサンタルチア駅前です。
人も少ないですが観光客や地元も人がそれなりに歩いています。
サンタルチア駅前には大きな松の木がありますね、びっくりしました。
サンタルチア駅前からサンマルコ広場
7時半ぐらいにはホテルを出発する予定が朝食に満足してゆっくりしすぎて8時すぎのスタート。駅前のヴァポレット乗り場からリアルトまで行きます。
リアルト駅からは徒歩でサンマルコ広場に向かいます。道幅は想像以上に狭く両側はショップが並んでいて買い物が楽しそう。
ですが空いているうちにドゥカーレ宮殿を見る予定なので先を急ぎます。
10分ぐらいですかね、突然開けてサンマルコ寺院が見えました。
さすがに素敵な外観ですね。朝8時半ぐらいのサンマルコ広場、まだ人が少ないですね。
ドゥカーレ宮殿
ヴェネツィア共和国の総督邸兼政庁であった建造物。8世紀に創建され運河を隔てて対岸の牢獄跡と、ため息橋で結ばれています。外観はゴシック様式。
ドゥカーレ宮殿の入り口は海側にあります。
ドゥカーレ宮殿だけはネットでの予約の仕方がよくわからず空いていそうなオープン時間の8時半に行こうと決めていました。並んでいる人は30人ぐらいでした。10分ぐらいで入れました。
まず手荷物検査があります。ネットでは「大きな荷物やリュックサックはダメで近くにある手荷物預かり所に預ける必要がある」とのことだったので小さめのショルダーバッグで行ったのですが普通のリュックサックは全然OKみたいでした。デイバックみたいな大きなリュックがダメってことでしょうか。
チケットは一人20ユーロ、クレジットカードOKです。
入るとまず中庭に出ます。そして階段を登るとトイレがありますのでここでトイレに行っておきます。
そしてさらに階段を登りますがその天井が豪華!黄金の階段です。
金箔がふんだんに使われたその豪華さにまず圧倒されます。
ヴェロネーゼブルーが美しい天井画。
「大評議会の間」25m×54m×高さ15.4m。
柱が一本もない欧州最大の部屋。1200~2000人の人を収容できたと言われています。
そしてその壁に描かれているのがティントレットの『天国』です。
世界最大級の油絵と言われています。さすがの迫力です。
ためいき橋へ向かいます。
宮殿内から見たためいき橋。
かつて囚人はどのような気持ちでこの橋を渡ったのでしょうか。
窓には厳重な鉄格子。ためいき橋を見る観光客が見えます。
実際は鉄格子があるのでこうなります。
ためいき橋のあるあたりは土産物屋がたくさんありすごい人、人。10時近くなって人も増えてきました。
次のサンマルコの鐘楼に登るまで時間があるので買い物タイムです。サンマルコ広場周辺にはいろんなお店がいっぱいあります。
このような可愛い小物のお店もたくさんありお土産探しにはぴったりです。
サンマルコの鐘楼
今回のベネチアで一番楽しみにしていたのがここサンマルコの鐘楼です。高さは98.6mの塔の上からベネチアの景色を楽しむことができます。
イタリア旅行ではここベネチア、フィレンツェ、ローマと建物の上から街を一望できる所がいろいろありますがここはエレベーターで一番上まで行けるので体力に自信のない人にはありがたいです。
当日券はすごい列でしたのでネットから予約していくことをおすすめします。
朝10時30分に予約しました。
13ユーロ/人です。当日券の料金を見てないのでわかりませんが過去のネット情報に予約手数料3ユーロとあったので10ユーロ+3ユーロなのかもしれません。
予約サイト
ST. MARK’S BELL TOWER – SKIP THE LINE
英語のサイトですが日付、時間、人数を入力して「add to cart」
あとは画面の指示通り、名前やメールアドレスなど入力して最後はクレジットカードで決済すれば完了します。
登録したメールアドレスに予約確認書がpdfで添付されてきますので当日はそれをプリントアウトして持っていきます。
入場口は当日券の場所とは違うの注意が必要です。
写真の赤色の矢印の場所です。係の人?が一人いました。その人に紙を見せると中に入れてくれます。ちなみに黄色が当日券の列です。
そして当日券の人の前に割り込みしてエレベーターにすぐに乗れます。ディズニーランドのファーストパスみたいなイメージです。
そしてエレベーターを出るとこの景色ま待っています。
ベネチアの街を360度一望できます。一面のオレンジの屋根がいかにもイタリアに来たな〜って感じで素晴らしかったです。
このあとフィレンツェ、ローマと行って感じましたがイタリアの建物はどんなに高い建物でも勾配の屋根が付いていてオレンジの瓦なのですね。だからこんなに綺麗な町並みが見れる。条例とかで決められているのでしょうか。
そしてまたまたお買い物タイム。
このようなイタリアらしい色合いの鞄のショップがたくさんあります。
ベネチアの道路は石畳なのですが側溝の蓋も同じ石でできています。
さすがイタリア、おしゃれですね。
サンマルコ寺院
11時半に予約していたサンマルコ寺院に入ります。
ここも鐘楼と同じサイトで予約できます。
サンマルコ寺院は入場無料なのですが当日券は当然長蛇の列です。時間予約するのに3ユーロの手数料?がかかりますが断然予約したほうがいいです。
予約完了するとメールに予約確認書がpdfで添付されてきますのでそれをプリントアウトして持っていきます。
予約者の列は寺院の正面向かって左側の入り口になります。
写真では人が並んでいるように見えますが流れていますので全く待たずに入れます。
まず手荷物検査と服装検査があります。ここでもリュックはOKでした。
ネットでの情報より全然ゆるい気がしました。その日の担当者によるのか不明です。
服装はかなり厳しいです。ノースリーブや短いスカートはNGです。そのような人はその場で渡される赤い布?を付けないといけません。入場拒否されないだけ温情があるなあと思いました。
寺院の中は写真撮影禁止なので写真はありませんが、さすがベネチア。
金色のモザイク画で埋め尽くされています。最初金色の絵かと思いましたがよくみるとモザイクタイルなのですね。見事な装飾でした。
ランチはサンマルコ広場から近いBirreria Pedavenatというお店に入りました。
日本語のメニューがあったような(記憶あいまい)
シーフードスパゲッティ15ユーロ、野菜のピザ9.9ユーロ。どちらもおいしかった〜。
さて今日の次の目的地、カラフルな家で有名なブラーノ島へ向かいます。
ブラーノ島へはヴァポレット乗り場Fondamente Nove駅からN12で45分ぐらいです。
その駅を目指して徒歩で向かいます。ぶらぶら歩いて20分ぐらい。でも珍しい景色を見ながら行きますのですぐ着きます。
途中coopで水を買いました。0.6ユーロと安いです。
ブラーノ島の駅です。
そして駅前に広がる公園。
なんとものどかでゆったりとした時間が流れます。しばらく町中を歩くとすぐに有名なカラフルな町並みが現れます。
お洒落でしょう。ぶらぶら歩いても小さな町なので30分もあれば回れます。
ブラーノ島はカラフルな家の他に布製品で有名です。布製品を売っているお店がたくさんあるのですが想像以上に観光地化しているように感じました。
ベネチア全体が観光地なので当然なのですがもう少し「田舎街」を想像していたのでお店の多さにちょっとイメージが違いました。
さて可愛い街ブラーノ島を楽しんだので本島へ戻ります。
N12でFondamente Nove駅に向かおうをしたのですが、来た船の番号が確認できず、他の人とスタッフの会話でその船は「ベネチア」に行くことはわかったのでとりあえず乗船。
しかし途中何箇所か止まりながら結果Fondamente Nove駅には行かずサンマルコ広場に着きました。時間的にも50分ぐらいで行きとそう変わらずサンマルコ広場に来れたので、これはラッキーでした。
しかし今も調べているのですがこの船のルート、番号が特定できず。わかったら後日追記します。
家族はまだ買い物を続けるそうなので私一人ぶらぶらしならがサンタルチア駅そばのホテルに戻ります。
途中のリアルト橋。
橋の両側や橋の周辺にはお店がたくさんあります。
サンマルコ広場からサンタルチア駅までは迷路のような道が続きますがこのような黄色の看板が要所要所にありますので地図がなくても行けます。
ホテルのすぐそば、すなわちサンタルチア駅そばにスーパーマーケットがありました。
明日の水を補給です。駅に近いのでここはオススメです。
ベネチアのディナーはホテルの目の前のお店にしました。
ネットで調べておいた別のお店に行ったのですがあまりにも高そうなお店でやめました。入ったお店は気軽なレストランという感じです。
隣の席のアメリカ?のご夫婦が食べていたのが美味しそうで、メニューを見ながらチラチラ横を見ていたら「これだよ」ってメニューで教えてくれました。なのでそれと同じものを注文。
カルボナーラのスパゲッティと野菜のサラダ大盛り。どちらもとても美味しい味でした。カルボナーラはかなり濃厚でややしょっぱい気もしましたが美味しかった。疲れていたのかなあ、写真を撮り忘れました。